07/11/18 22:29:35 J5xwcAXK
タケル、いいかい。よく聞いてくれ。
この包みの中には、俺の証言を収めたテープや、証拠の品が入っている。
この大黒市が、メガマスの目標になったわけを、知る限りしゃべった。
もし、俺が死んだら、これを警察に届けてくれ。
大人が本当だと信じてくれたら、この街は救われると思う。
俺が直接、警察に自首しようかとも思ったんだけど、
なんていうか……そうするのが、逃げるみたいに思えて。
ここで戦うのをやめると、自分が……自分でなくなるような……。
メガマスが憎いとか、父さんの仇を討ちたいとか、いうんじゃないんだ。
うまく言えないけど……あいつと、あっちの世界と戦ってみたくなったんだ。
俺が暗号屋だからなのか、理由は自分でもよくわからない。
タケル、俺はたぶん死ぬだろう。
そのことで、メガマスや、あっちの世界を恨んだりしないでくれ。
彼らだって、俺と同じで、自分がやるべきだと思ったことをやってるだけなんだ。
無理かもしれないけど、他人を恨んだり、自分のことを責めたりしないでくれ。
これは俺の、最後の頼みだ。
もし、運良く生き延びて、こっちの世界に戻ってこれたらさ、
かならずこの街に帰ってくるよ。
会いに来る。約束だ!
これでお別れだ!
じゃあなタケル。元気で暮らせよ。玉子によろしくな!