07/10/14 23:59:09 M8WS2sZA
公式ブログから抜粋
-----------
原作サイドがアニメ(メディアミックス)に関わるさいのスタンス的なことを
書いておこうと思います。なんか真面目な感じですが…。
『シャナ』の脚本は、シリーズ構成の小林靖子さんが中心となって、
渡部監督、アニメプロデューサーのみなさんがアイディアを出すところからはじまります。
それを、打ち合わせ現場にいらっしゃっている高橋弥七郎さんにぶつけ、
そのアイディアはシャナの世界観に合っているか、存在することは可能か、
「IF」アイディア、もしシャナの世界に入るとキャラはどう動き、どういう展開になるのか……
そういった流れをシミュレーションしてもらいます。
まさに「監修」をしていただくのです。
原作小説は、不変の教典というよりは、ifのアイディアを違うメディアで
表現するためのもっとも大切なバイブルとして存在しています。
原作と異なる展開にするさいは、キャラの言動や設定に齟齬が無いか、
何回も打ち合わせを重ねて進めていきます。もっとも避けるべきは、目先の面白さにとらわれて
『シャナ』の世界に似合わない安易な改ざんをしてしまうことですので、
それだけは避けることを念頭に脚本をつくっております。
これも一重に高橋さんの許諾あってこそで、そこは非常に感謝しています。
アニメプロデューサー、ジェネオン川瀬氏曰く、
「アニメ化で最も大切にすべきは、その原作の「空気」「雰囲気」を如何に表現するかである。キャラの作画が似ていることや、ストーリーを原作通り進めることは、その一要素でしかない」
このコンセプトを基にして、アニメ『灼眼のシャナ』は制作されています。
-----------
同じJ.C.なのに愛が違うな。
これが一軍と三軍の差ということか。