07/09/10 00:12:39 nk+PP9/e
結局、ロボットアニメの面白さって
純粋にロボットそのものの格好よさを描くか
或いはロボットを巡って繰り広げられるドラマ、
つまり人間より大きな力としての、ロボットの存在が
世界にどう影響を与えるのか?そういう点が重要なのだと思う。
で、グレンを省みた場合、これロボットアニメである必要あるのか?という疑問が沸く。
少なくとも11話はその要件を満たしていた。
乗り手の意思が、戦闘力に影響するという設定を上手く生かして
シモンをとことん落とし、役立たずとして描いたあとで
カミナの言葉と共に、自己承認の域に至る。
答えを得たシモンは無敵の力を発揮し、強大な敵を打ち破って勝利する。
これ、トップでやったことと同じなんだよな
あっちのほうが作品の全てをその一瞬に捧げる作りなぶん、完成度高いけど。
同じではあるが、グレンはよりオタクに向けたメッセージに変換することで差別化を計っていた。
そういう意味で俺はグレンを評価していた
残りの話数で、それ以上の何かを描けるならアニメ史に残る名作入りするだろうと期待していた。