07/09/10 02:49:25 nk+PP9/e
>>583
脱出計画を成功させたロシウは英雄となり
その裏でシモンはたった一人、グレンラガンに乗って戦いつづける
誰にも理解されない戦い
機体は傷つき、ぼろぼろになり、
螺旋力を酷使しすぎたためにシモン自身も廃人と化していく
手足の感覚がなくなり、耳が聞こえなくなり、その瞳は光を失う
さすがにもうダメか、と薄く笑ったそのとき。
突然、シモンは闇の中で殴り飛ばされた。
それはいつか感じた痛み。懐かしい感触。
(言ったろ? お前がくじけそうなときは、俺が殴り飛ばしてやるってよ)
「―来て、くれたんだね」
その人の名をつぶやく。声になっていたかどうか、分からない。
(さあ、最後はこいつで決めるぜ、シモン)
「ギガ、ドリル―」
二人の声が重なる。
その一撃は、月の最も脆い一点を突いた