08/03/27 13:01:17 lAUHH2qNO
｢お前福原の事好きなんだろ？｣
愛子｢そ、そんなことは・・・｣
｢あっ、顔真っ赤になってる～。お前福原がめざましやめてほしくないんだろ｣
愛子｢そ、その・・・｣
｢みなちゃん、この子本気みたいｸｽｸｽ｣
愛子｢・・・グスッ｣
｢やだ泣いてるの？あやさんあっち行きましょ｣
｢そうね。ばいばーい｣
ハグ～｢・・・・・・｣
―お台場―
愛子｢もう12時か・・・今日はコンビニのサンドウィッチ食べよ・・・｣
ハグ～｢愛ちゃーん！ご飯一緒に食べないかい？｣
愛子｢はぐ山さん？｣
ハグ～｢あそこのベンチに一緒に座ろうよ。どうしたの？うかない顔してさ｣
愛子｢実は・・・ううん、何でもないんです。はぐ山さんは今日仕事休みですか？｣
ハグ～｢ハグ～でいいよ。今日は有給。いつも笑顔の愛ちゃんがそんな顔してたらみんな心配するよ？笑って笑って｣
愛子｢はぐ山さん・・・｣
ハグ～｢じゃあ、この辺で僕は行くよ。またね｣
愛子｢あの、はぐ山さん、どうもありがとう！｣
ハグ～｢そうそう、その笑顔じゃなきゃね｣
ドンッ！！
俺｢あっ、すいません｣
ハグ～｢いえ、こちらこそ｣
俺｢あの、ここら辺にホームセンターってありますか？｣
ハグ～｢ホームセンターはちょっと・・・｣
俺｢・・・いや、何でもないんです。失礼します｣
これが俺とはぐ山さんの出会いの始まりだった。
この先に待ち受ける運命なんて知るよしもせずに。