08/03/30 08:54:46 YNFf7eZB0
>>538
おいおい、今日の朝日新聞朝刊のテレビ欄で杉崎がなかなか見事なエッセイを書いているぞ（3月の日曜に5回連載で今日30日が最終回）
「守・破・離」
物事を習得していく段階を三つに分けた言葉だ。言われた事を忠実に守り訓練する「守」。
身に着けたものを更に洗練させるとともに、型を破り、個性を見出していく「破」。
そして、新境地を開き、何ものにもとらわれない「離」。この段階は、何を習得する上でも必要だと感じている。
地方局に入社したばかりの頃、こんな事を言われた。「素の君たちに魅力があるわけじゃない。仮面を被りなさい」
「守」を求められたのだ。ショックだったが、自分に自信がない上に、アナウンサーとしての実力など箸にも棒にもかからないレベル。
ポーカーフェイスを心掛けた。緊張していても落ち着いている自分を演じた。言われた事を素直に聞き、日々反省し、
アナウンサーのしゃべりを訓練する日々が続いた。東京で仕事を始めてからも、型にはまったしゃべりから抜け出せずにいたと思う。
今は違う。自信が出てきたというよりも、破るためのパワーがある。足りないものを吸収するのが楽しくて仕方ないし、新しい顔を発見したい。
ずっと守ってきた型を破るのは難しく、勇気のいることだ。だが、いつまでも同じステージにはいられない。
進もう。その先にはまた新たな光が待っているだろう。春はそんな事を思わせてくれる。
千佳ちゃん杉崎に追い抜かれるかもしれないぞ