07/12/02 03:39:40 qe9Lxpff0
◎鈴木また絶妙FK
小さな体に大きな力が宿っている。
ゆっくりとした助走から左足を振りぬくと、相手GKはその弾道に明らかに戸惑ったMF鈴木慎吾が魔法の左足で古巣・新潟の
3万7千人の大観衆を黙らせた。
「ボールの中心を押しつぶす感覚、野球で言うナックルボールと同じです」と鈴木。前節の磐田戦に続き、見事なFKを決めた
磐田戦は左から右に曲がりながら伸びたが、今回は右から左に曲がって落ちた。
ゲーム終了後、鈴木はシャムスカ監督の許可をえてスタジアムを1周した。表情を変えず、生真面目に頭を下げ続けると
新潟サポから「慎吾かえってこい」と大きな拍手。大分サポからは「慎吾GOGO」の大合唱がおこった。
堅守速攻の大分らしさを取り戻し、中断以降、目標としていた8勝を挙げた。
「外国人がフィットせず、けが人が続出した前半戦だったが、鈴木・梅崎、エジミウソンらの補強でチームが機能し始めた。
終盤は来期につながる戦いが出来た」とシャムスカ監督
原強化部長も「目指すべき大分のサッカーが体現出来た。来季も現有勢力をベースにチーム作りを進めたい」と明言する