07/02/11 08:45:25 6PXzhV4K0
横浜Mが宮崎合宿最終日の10日、J2・徳島と練習試合を行った。45分3本の変則マッチは最終的に3―2と勝利したが、主力組で臨んだ1本目で0―2と苦戦。課題の残る結果となった。試合後、早野宏史監督(51)は
「けが人が出なかったことは良かったし、いいキャンプだったと思う。すべてがいいというほど怖いことはないから」と語った。
宮崎では全5試合の練習試合を実施。守備練習にほとんど時間を割かない中、失点はこの日が初めてだった。両サイドが積極的に前線に上がる4バックに1ボランチという攻撃的な布陣では、ある程度の失点は仕方ない。
それよりも、攻撃サッカーを掲げながら、主力組が無得点という結果の方が重くのしかかった。「まだまだです。今は変化の途中。だれが出ても守れるけど、今は攻められないのが課題だと思う」と主将のDF中沢は話す。
鈴木、坂田、マルケスの3トップに2列目のマルクス、山瀬功が絡む攻撃陣は効果的な連動性が少なく、まだ試行錯誤の段階。「攻撃サッカーというからには運動量が必要。(1本目は)前線でFWがベタッと待っていることが多かった」と早野監督は分析する。
今合宿では今後の課題を得た。あとはシーズン開幕までに、どこまでそれを修正できるか。V奪還に向け、これからが正念場だ。
(2007年2月11日06時07分 スポーツ報知)