07/09/25 09:32:51 ZVRONBIx0
>>420
長くなりますが。
スローの映像を見ると、彼女のFlipもLutzも、右足のトウを付いた時から体重が右のブレードに移ってます。
同タイミング位で両足のブレードが離氷するなら良いのですが
彼女の場合は、左足のブレードが離氷してからも、右足のブレードにまだ体重を乗せているわけです。
なので実際には、右足から離氷するループジャンプのようなブレードの使い方をしてます。
もちろん、ループとフリップ/ルッツの助走の起動は違うので、ブレードのカーブ(エッジ)の使い方は違いますが。
この様な跳び方をするのは、フルッツ気味の選手が多いと思います。
逆に、リップ気味の選手はルッツが得意なわけですから、その様な跳び方はしません。
(と言うより、困難/不可能、と言ってもいいかも??)
リップ気味の選手のジャンプを見ると、右足のトウが氷に向かってほぼ90度で付かれています。
そして、左足のブレード(アウトサイドエッジ)が離氷するのとほぼ同時に付いたトウも離氷します。
判りやすい説明だと何よりですが。