07/02/04 20:47:18 nmh7ZxHO0
■「釣られる人達」こそが恐い。
何についての話かと言うと、ネットコミュニティ上の誹謗中傷と、それから派生する出来事のことでです。
これを担っている人は二つに分けれます。
一つは、「誹謗中傷する人達」です。
もう一つは、「誹謗中傷に釣られる人達」です。
ネット上の誹謗中傷においては、たしかに前者が原因ですが、どちらの方が恐いかと言えば後者です。
まず、「誹謗中傷されている相手」に実害を為し得るのはどちらかと言えば後者です。
前者は、自分自身ではネット上(オフ会の場合はオフ会に関わる人)の域を越えてリアル社会に影響を及ぼせないのです。
一人で「誹謗中傷する相手や、その知人」に突撃したりする根性や実務力が無いですし、法律上の問題が有るので大きなリスクを負うことになります。
むしろ、一人か少数で行うと言うことは、その痛々しさから、場合によっては「祭り」にされるのが自分の方になる危険を伴います。
そんなわけで、前者は、多数の後者を手に入れられないことには、大したこと出来ない存在です。
また、前者は、その活動意欲が後者に依存しています。
2ちゃんねるにおいては「荒らしは放置。荒らしへの反応は荒らしにとって滋養だ」と言われますが、それと同じ理屈です。
誹謗中傷をする人達は、後者が居なければ空回りばかりです。
むしろ、見抜かれるリスクだけが残るので損です。
それに比べて、後者は、活動意欲を誰かに依存することは無く、自分自身で出せます。
「情報を見抜く目の拙さ」さえ有れば十分で、自分達で面白そうな情報(真偽はともかくとして)を見つけて騒ぎ立てたりするわけです。