07/03/28 20:44:17 Quszpa1m0
ペギーにしろ、バトンにしろ、アメリカやカナダの重鎮解説者が重要視するスケーター
としてのクォリティとしては、スケーティング、ポスチャー(姿勢)、ポジション
は不可欠。アメリカの選手がみな姿勢がよくて、ブレがなく一本芯が
入っているのは、そうした確固とした審美眼や価値観が定着しているから。
顔芸は特に重要視されない。きちんとした姿勢・ボディバランスから
生まれる「気」「エレガンス」「気高さ」「強さ」はそのまま「表現力」として
表れるから。その土台となる表現力がなければ、所詮顔芸は、小手先の表現にしか
ならない。大袈裟な過剰表現でやりすぎて、洗練味に欠けてしまうだけでなく、
観てるほうが興ざめする。
真央はそういう価値観を持つジャーナリストやフィギュアファンからは
間違いなく評価されているよ。しっかりした体幹とボディバランスから生まれる
あの動きやスケーティングは同世代の選手から一線を画している。
日本のようなフィギュア新興国の選手のその価値観は結構バラバラだよね。
どこぞの選手がしなをつくったりする動きに拍手するようじゃあ、日本の
観衆の目もまだまだだろ。
日本では一般目線でみると、今になってようやく定着しはじめてきている感じ。
これはスケート文化の差だと思う。