07/06/27 21:50:48 uYdsS9Bp0
89年が帝京史上最強説という意見と今年の帝京の比較は実に面白い。
結果をきちんと残せた89帝京と巨大戦力の割に結果に結びついていない07帝京。
これは例えば98横浜、06横浜の比較に似ている。
無敗で春夏連覇を果たした98横浜、巨大戦力の割りに夏はあっさりと消えてしまった06横浜。
前田監督は蔦監督の野球を非常に崇拝しているが今年の選抜ではそれが随所に見られた。
表の攻撃を選択し初回に大量点を奪い圧倒して最後まで主導権を渡さず勝ち進む。
少なくとも準々決勝まではその手法が非常に効果的だった。
事実準々決勝の勝利をもって帝京の優勝は確信出来た程だった。
しかし予想外の試合運びで浮き足立って敗れた大垣日大戦は昨夏の大阪桐蔭-横浜を思い出す。
夏の予選は問題が無いだろう。但し惜しむらくは東東京には全国でも抜けてる帝京の存在がありながら
その対抗馬が存在しない。昨年の06横浜は決勝で相模という全国でも屈指のレベルのライバルがいた。
しかし今の東東京にはそういった存在が無い。
この一点は非常に気がかりだ。