07/03/25 17:51:04 PznRI4V60
【報徳永田監督】
春夏を問わず、甲子園の初戦前には報道陣の申し入れで対戦チーム同士の「監督対談」が献立てられる。
開会式リハーサル時にスタンドで行われる“恒例”行事なのだが、
初出場の室戸の初戦の相手、報徳学園(兵庫)の永田監督は22日の対談に姿を現さなかった。
主催の毎日新聞社を含めた報道陣が事前に申し入れたが、報徳学園側は「体調不良のため欠席」との回答。
「日をあらためて、監督同士の握手の写真だけでも」と、重ねての要請もやんわり「ノー」。
異例の対談“拒否”に報道陣や関係者も「ほとんど聞いたことがない」と驚きを隠せなかった。
報徳学園といえば、春夏通算3度の甲子園優勝校。今回も大会屈指の左腕近田を擁し、優勝候補の一角に名前が挙がる強豪だ。
それが、初出場校の甲子園練習を視察したのをはじめ、17日に徳島県海陽町で行った練習試合、
連日の割り当て練習にも“偵察隊”を送り込んでいる様子。
「情報」重視のチームカラーということで、報徳学園にとっては普通通りなのかもしれないが、
対談すらない状態は「情報戦の一環としてもちょっと…」と報道陣。
室戸を手ごわいと見た証しなら、喜んでよいかもしれないが…。
この日、リハーサルの時間を利用して、甲子園スタンドは「対談」でにぎわった。
そんななか、ただ一人報徳戦への思いを語る室戸の横川監督の姿があった。
「体調不良なら」といった後で「そんなにうちを警戒せんでも」と横川監督。戸惑いが、“違和感”を増幅させた。