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投稿者:北島康介(2004年8月18日 22時34分26秒)
アテネオリンピックでハンセンと平泳ぎ勝負したことを書くぜ。
互いに競泳水着でまずはジャージ脱ぎ、腕組みキャップかぶりゴーグル付け、
大股で選手入場して、コース比べだ。
塩素臭ぇプールで挑発しあう。名前呼ばれスタート台に乗り、
「ニッポン!」コールで闘争心に火が付く。
やおらウォーミングアップをタップリ仕込んで、いよいよ100M平泳ぎ決勝開始だ。
飛び込み、一かき一蹴り、浮き上がり、キャッチ、スカーリングプル、プッシュ、リカバリー。
50Mのターン、再び一かき一蹴り、ライバル泣かせのラストスパート。
ストロークとキックの競り合いで、技術の粋と体力を比べ合う。
オリンピック選手根性丸出しでな。
一息入れる時にゃ、拳を突き上げて、雄叫びガッツポーズ。
ビシバシ痛ぇくらいに、フラッシュたかれりゃ、金メダルの充実感が全身を
快感となって駆け回る。
さらに2個目の金メダルを目指して200M平泳ぎ。
今度は俺の100Mのビデオ見せながらの心理戦さ。
金メダルとって、世界の頂点に立ち、チョー気持ちいい・鳥肌もんっすの連呼。
俺達はまさに、体力、技術、精神力を激しく比べ合うオリンピック戦士だ。
一かき一けりでドルフィンキックをしているという難癖も、何度も食らう度に
慣れっこになって新たな泳法に変わる。
その時、ほんの少しの気の緩みで奴は泳ぎのコントロールを失い
銀以下のメダルに突入。
2回に渡るレースはいずれも俺の勝利、最後は表彰台で、
金メダル2冠の快感に酔いながら勝利の君が代!
平泳ぎ勝負は俺達メダリストのライバル心を更に固めたぜ!