07/06/26 21:18:44 pcTYv1bY0
山岡「今日は『最強の牛丼』を食べさせてやるよ」
栗田「ここは吉野家ね。わぁ、すごい人。全然座れそうにないわ」
客「よーしパパ、特盛頼んじゃうぞー!」
富井副部長「ワシは大盛つゆだくで」
山岡「まったく、情けない連中だ。150円引き如きで普段来てない吉野家とは」
富井副部長「何だと!? し、失敬な!」
山岡「150円やるから、その席空けてくれないか」
栗田「山岡さん!」
富井副部長「ワシは大盛つゆだくを頼んだんだぞ」
山岡「富井副部長、アンタはそれを本当に食べたいのかい?」
富井副部長「うっ・・・」
山岡「単につゆだくって言いたいだけじゃないのか」
富井副部長「な、ならお前は何を注文するつもりだ」
山岡「まぁ見ててください。親父、大盛りねぎだくギョクだ」
栗田「えぇ!?」
山岡「ねぎだくというのは、ねぎが多めに入ってる。そのかわり肉が少なめなんだ」
客「バカな・・・そんなものがうまいハズがない!」
富井副部長「山岡君!牛丼の主役はあくまで牛肉、ねぎは脇役に過ぎないということを知らないのか!」
栗田(富井副部長やお客さんの言う通りだわ。それも大盛りギョクだなんて。。。山岡さん、どうしてしまったの?)
山岡「ご高説は十分です。まずは食べてもらいましょう。」
富井副部長「まったくバカバカしい。。。(もぐもぐ)。。。こ、これは!!」
栗田「山岡さん、おいしいわ! これが最強の、、吉野家の牛丼なのね!」
客「おどろいた。。。これが同じ吉野家の牛丼なのか?!」
山岡「最強だが、これを頼むと店員にマークされる危険も伴う諸刃の剣だ。まぁ素人にはお薦め出来ないね」