07/07/03 21:00:36 RTRsr/yz0
井之頭(ほー いいじゃないか こいういうのでいいんだよ こういうので)
山岡「出よう。こんな店の料理に手を付けちゃいけない!」
店主「なんだァ?あんた文句あるのか」
山岡「大有りだ!まずハンバーグ!定食屋だから肉の質はともかくとして、この作りはまるでなっちゃいない!
安い肉だって調理のしようでは格段に旨くなるのに、見てみろこの断面を!
肉の細胞が潰れてグジョグジョだ!空気を入れてふっくら作るというハンバーグの基本が全く出来ていない!
おまけにこのソースと付け合せの味噌汁も全く駄目だ!和風ハンバーグならいざ知らず、
トマトベースのソースに味噌汁だってぇ?ケッ、こういう日本人的な考えが料理を駄目にするんだ!
トマトソースには洋風スープを合わせるのが基本だ。定食屋のご飯ものだからといって味噌汁を合わせるなんて愚の骨頂だね!
他の付け合せにしたって、人参にカレー味のスパゲティ、全く全体の調和と言うものを考えていない証拠だ!」
井之頭「人が同じものを食べている前でそんなに講釈をたれなくたっていいでしょう」
山岡「何ぃ?こんな店で旨そうに食べる何も分かっちゃいないような奴に文句なんぞ言われたくねえや!」
井之頭「…あなたは他人の気持ちをまるでわかっていない!
モノを食べる時はね、誰にも邪魔されず、自由で、なんというか救われてなきゃあダメなんだ
独りで静かで豊かで…」
山岡「あー、ヤダヤダ!何が本当に旨いのかものかを知らないのにいっちょ前にポリシーだけ持っているとは滑稽だねぇ!」
バッ ギュッ
山岡「がああああ!!痛っイイ!!お…折れるう~~~~」
店主「あ…やめて!それ以上いけない」