07/06/02 13:33:15 RJ0s/7Ug0
原爆資料館の検討委員会に中国、韓国人を起用したほうがいい?しなくてもいい?
うーん、今回は簡単だとぼくは思っていた。だって多民族が共感、納得できる施設にしなくてはいけないものね。
アジアには原爆投下を『日本の植民地支配から解放した』と肯定する考えが根強いのだ。この質問のこたえなんて考えるまでもない。
けれど、最近の平和運動情勢を、みんながどんなふうに感じているのか、それが探りたくてこのテーマにしたのだ。
するとあらら、不思議。寄せられたのは厳しい反広島市・反スティーブン・リーパーのメールばかりだった。
なぜなのかしらん? というわけで、今回は多数を占める「しなくていい」派からいってみよう。
「核の悲惨さを訴える『原爆資料館』を、原爆の意義を誇示する『原爆記念館』にするのは、
『なすべきこと』ことでも、『望ましい』ことですらはない」
(住所不明・匿名さん)。
「都合のよいときだけ、世界平和に向けて原爆の恐ろしさを世界に知らせようといいながら、
なにか起きると原爆投下を政治的理由で正当化という理事長を任命する広島市長となぜつきあわなければならないのか?」
(大阪市都島区・嫌人さん)。
「多民族が共感、納得できる施設にしたほうがいいに決まっているが、他民族の一方的な認識を受け入れてまで
展示方針を変更する必要はない」
(海外在住・匿名さん)。
「友情ごっこのような関係ならいらない。中国・韓国の意見は必要があれば耳を傾けし、理がなければ距離をおくくらいでちょうどいい」
(北海道旭川市・優子さん)。
ふー、びっくりした。でも、起用反対派の意見はほぼ一点に集中している。
中国や韓国の独善的な超絶論理を肯定してしまったら、核の悲惨さを訴える意味はないというもの。それ、ほんとなのかなあ。
今回のこたえは数字のうえでは「しなくていい」派が圧倒的だったけれど、
応募しなかった多数のサイレントマジョリティを考慮にいれて決定させてもらいます。
検討委員に中国、韓国を起用したほうがいい。あたりまえの話だよね。
メールをくれた「多数派」はあまり反平和運動やネット右翼の情報に踊らされないほうがいいのではないかな。
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