07/03/31 22:58:07 +avX4+rc0
むかしむかし、あるところに、浮浪者のおっさんと土方のにいちゃんが住んでいました。
二人は子どもがいなかったので、糞という糞親父をとてもかわいがっていました。
ある日、糞親父が畑でほえました。
「糞まみれになりたい、糞まみれになりたい」
「おや? けつの穴に入れたり糞だらけのちんぽを舐めあおうや。と言っているのか。よしよし、ほってやろう」
おじいさんがほってみると、
「ややっ、これはすごい!」
なんと、地面の中から糞がザクザクと出てきました。
この話を聞いた、となりの欲ばりじいさんが、
「わしも、糞を手に入れる。おめえの糞親父を、わしにかしてくれや」
欲ばりじいさんは、糞親父を無理矢理畑に連れて行きました。
そして、いやがる糞親父がキャンキャン鳴いたところをほってみると、くさい糞親父がたくさん出てきました。
「この役立たずの糞親父め!」
怒ったよくばりじいさんは、なんと、糞親父を殴り殺してしまいました。
糞親父を殺された浮浪者のおっさんと土方のにいちゃんは、なくなく、糞親父を畑にうめてやると、棒(ぼう)を立てておはかを作りました。
次の日、浮浪者のおっさんと土方のにいちゃんが糞親父のおはか参りに畑へ行ってみると、
浮浪者のおっさんと土方のにいちゃんのおはかの棒が、ひと晩のうちに岡山になっていました。
浮浪者のおっさんと土方のにいちゃんは、その木で臼(うす)を作って、おもちをつきました。