07/03/14 06:19:13 +z/9A4I5O
落ちているエロ本。
あれには中学男子を引き付ける魔力がある。
俺も持て余した精力と妄想力、
それに好奇心が合間って拾った経験は幾度となくある。
そんな事を繰り返していたある日、
近所の空き地で、紙袋を発見。
紙袋から見え隠れするのは紛れも無いエロ本。
その瞬間、厨房な俺は紙袋いっぱいにエロ本が詰まっていると思い、
紙袋を捕獲する事しか考えられなかった。
見つけた時間が、夕方だった事もあり、直ぐに拾って帰る事を躊躇い、
その日の深夜に捕獲する作戦に出たんだ。
何とか深夜に家を抜け出る事に成功し、
エロ本が無くなっていない事を祈りながら、わき目もふらずに空き地へ。
祈りが天に通じたのか、空き地には発見した時と同じ状態でエロ本が鎮座していた。
頭の中で狂喜乱舞しながら、素早くエロ本を捕獲し、そのまま帰宅。
家族に察知されないように部屋へ帰り、
捕獲した獲物を貪る為に紙袋を破いたんだ。
紙袋の中に、エロ本は一番上の一冊しか入っておらず、
残りは虫のわいた新聞紙。
新聞紙に纏わり付きながらうごめく虫を見て、俺は悲鳴を上げていた。
その後の記憶が殆ど無いところをみると、
虫のショック以外にも色々とあったようだ。