07/01/19 13:04:12 4YhjMpl00
真冬の真夜中、こっそり厩舎を出た。厩務員同居の俺はレース魂に火がついちまって息殺した調教なん
かじゃ我慢できねぇとき、真冬だろうが何だろが競馬場にある芝の上で俺の競走舞台キメる。
先行の馬群走る馬ども、俺が今から男丸だしで猛々しくいきり勃った末脚炸裂しまくっからよ、
目ひんむいてしっかり見やがれよ!コース脇で潔く馬服を脱ぎ捨てゼッケン一丁競走馬姿になると、
胸の高さほどのゲートをよじ登る。ファン野郎どもに見せ付けるために観客席を正面に腕を組み仁王立ち、
眉間に皺寄せガン飛ばし、たぎるる男に酔いしれる。この競馬場の上が俺のセンズリ舞台だ。
鬼脚ぶちかますには最高だぜ!左は外ラチ、後ろは建物だが右はだだっ広い芝生が広がり走る姿がまる
見えだ。
よっしゃ!スタートだぜ!疾走のポーズをキメるとゼッケンを突き上げてる武豊をゆっくりさすりまわす。
こんな真冬の昼間から、ゼッケン一丁野郎のレースかましてんだぜ?
しかも周りからは俺の男臭っせぇ疾走勇姿がまる見えなんだぜ?オラ、見ろや!見られてもっと俺のサラブレッド
全開にしてぇんだよ。