07/01/06 18:08:20 Zqc9NiyT0
雑感 投稿者:フェチ男@オーナー
ゼンタイフェチにとって今の時代は幸せな時代なのだろうか。
確かに昔はゼンタイを手にすることすら出来なかった。ゼンタイを着られるのは仮面
ライダーの戦闘員のような、限られたアクションアクターぐらいだった。しかし、そ
れだけに熱烈にゼンタイフェチの男達はゼンタイに憧れることが出来たように思う。
その点、現代はオークションでも、或いはショップでも体にフィットしたゼンタイが
手軽な価格で買えるようになった。その点では昔のゼンタイフェチ少年よりも恵まれ
ていると言えるかもしれない。
しかし、お手軽に買えてしまうだけに、ゼンタイへの愛は薄れて来ているような気が
する。例えばTV番組一つを取ってもそれは言えるのだが、仮面ライダー1号や初の
戦隊ものであったゴレンジャーに登場するゼンタイ戦闘員や怪人・・・。造型的には
今のスマートさからはほど遠いものだったかもしれない。だが、ゼンタイフェチ少年
達は思春期にその洗礼を受け、以後熱烈にゼンタイを恋した。
翻って今の戦隊ものにしても平成ライダーにしても、ゼンタイ戦闘員や怪人は殆どそ
の姿を消してしまった。ヒーローショーを見に行っても知り合いのアクターから聞い
た話では、子供の教育上良くないので、モッコリは潰すように事務所から指示がある
のだという。
アホらしい話だ。男のタイツモッコリが悪いのなら、踊るバレエの男性ダンサーが、
臆面もなくモッコリを露出しているのは許されるのか?。あれは芸術で、ショーは子
どもだましだから違うとでも言いたいのだろうか・・・。
体にまとわりつく薄くフィットした布に包まれた男の肉体・・・そのエロスは決して
闇の中に葬られてしまうべきものではないだろう。
堅い話になってしまったが、パーティグッズのゼンタイにさえ、驚喜して買い求め、
そのあまりのぶかぶか感に失望しながらゼンタイを夢見続けたあの頃・・・。物が手
軽に買えることで、返ってゼンタイへの愛はお手軽な薄いものになって来ているよう
な気がするのは自分だけだろうか・・・。