魔王のガイドライン5at GLINE魔王のガイドライン5 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト981:水先案名無い人 07/07/30 23:07:53 B1sOOWBW0 こんな夜更けに、闇と風の中に馬を走らせるのは誰だろう。 それは父と子だ。父は我が子を抱きかかえている。 父 「息子よ、何を見ているのだ」 子 「お父さんには魔王が見えないの。かんむりをかぶって、長い衣を着ている・・・」 父 「あれはたなびく霧だ・・・」 魔王 「かわいい坊や、一緒においで。面白い遊びをしよう。岸辺にはきれいな花が咲いているし、金の服を私の母さんがたくさん用意して待っているよ。」 子 「お父さん、きこえないの。魔王がぼくになにかいってるよ。」 父 「ん?枯葉が風にざわめいているだけだろう」 魔王 「いい子だ、私と一緒に行こう。私の娘たちがもてなすよ。お前をここちよくゆすぶり、踊り、歌うのだ。」 子 「お父さん、見えないの、あの暗いところに魔王の娘が」 父 「見えるよ。だが、あれは古いしだれ柳の幹だよ。」 魔王「愛しているよ、坊や。お前の美しい姿がたまらない。力づくでもつれてゆく!」 子 「そっかー、あれは魔王じゃないのか。」 父親は冷静に、馬を走らせた。落ち着いた子供を両腕に抱え、やっとの思いで館に着いた・・・ 魔王は最後まで諦めずに息子に話しかけ続けたが無駄だった。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch