07/01/28 11:23:34 fX8jD5DEO
ある有名な心霊スポットへ、深夜に車で行ってみたんです。
トンネルを抜けると、そこが有名な心霊スポット。
と、そこに目の前にふっと男の人の黒っぽい影が。
あ! と思って、慌ててブレーキを踏んで降りてみたところ、そこに人影はなく、目の前は崖。
ガードレールが壊れていて、ブレーキを踏んでなかったら落ちてしまっていたかもしれない。
「あの幽霊は助けてくれたんだ」
そう思って、そこで手を合わせ、お祈りして帰路についた。
トンネルを引き返す途中、ふとミラーを見ると、後部座席に先ほど目の前を横切った男の人の姿が……。
その男の人は、こう呟いた。
「死ねばよかったのだ」
「いや、でもホント助かりました。ありがとうございました」
「ば……馬鹿者っ、お前など死んでしまえばよかったのだ!」
「お礼しないと。また来週きてもいいですか」
「ダ、ダメだっ!また落ちそうになったらどうする!馬鹿どもに車を与えるな!」
翌週、なんか至高の弁当用意して待っててくれました。
作りすぎただけで、決して僕のために用意したんじゃないそうです。