06/08/29 17:48:48 P/y0P6w10
遺伝子改造で作られた少年が同じ遺伝子改造人間たちと戦う
敵側の元友人は投降を呼びかけるが意に介さず同胞を次々に殺害
また劣等な遺伝子を持つ普通の人間たちに対しても
「僕に敵うはずがないだろう?」と蔑視的暴言を吐いたのは有名
挙句の果て強奪した武器を使って敵兵を達磨にし止めを刺さず放置するようになる
さらには続編では世界の混乱に乗じてテロ活動を行って横暴な性格を露にし
主人公の歪んだダークヒーローとしての地位は不動のものとなった
前作で良心的だった親友も裏切りを繰り返して陣営を転々とし
世界を救おうとした指導者は乱心した養子に射殺される
その救いようのない物語は自然主義文学の域にまで達しているといえよう
(ガンダムシード)