07/11/17 23:31:05 4NAU7Ulj0
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さようなら僕らの言語, 2007/11/7
By pakesis - レビューをすべて見る
※私のmixiでの日記より転載
一番大切な人と一緒にすごす時間。
朝起きてまずキスをする。
そんな時間が一番幸せ。
まずおなじ様に生きていた二人なのに、
ずーっと一緒に生きるはずだったのに、
絶対パーセンテージなら本当に小さい、
悲しい出来事に引き裂かれた。
胸が小さいことを気にしていた、
そのささいな悩みさえも、
彼らなら幸せな悩みだったのだろう。
このおもしろくない世界を、
精一っ杯二人で楽しくしようとして、
いっぱい遊んで、
楽しい時を過ごしてただけなのに。
病に触ばまれるヒロは本当に痛々しかった
生れる命は何で消え行くんだろう。
少しだけの人生だったのに、
ヒロはけなげだったと思う。
自分ならとっくに自殺してる。
素晴らしい小説でした。
このお話は文学といって良いです。
しかし世間の評価はイマイチな様です。
かなり感動したのに・・・。