07/10/13 01:13:34 EViufz3+0
宮田会長も認めていることだが、フェイントの多用が裏目に出た。
大毅が内藤のフェイントに引っかからなかったのだ。
実は、内藤が大毅を称えたのもこの点があったからだった。
「フェイントに簡単に引っかかる選手もいるのにね」(内藤)
しかし、そこに専門誌のライター氏が鋭く内藤に質問した。
「大毅は内藤選手の目を見て戦ってました?」分かるだろうか?
ボクサーは目の勝負でもある。相手の視線で次に来るパンチが読める。
徳山昌守は、この目を使ったフェイントが得意だったのだが、
当然観衆に伝わりにくいため彼の技巧は過小評価を受けた。
大毅がもし内藤の目を見ていたら、フェイントに引っかかっただろう。
答えはノー。その瞬間、関係者の間から笑いが起きた。
「内藤さん、大毅はフェイントに気づいてなかったんですよ」
つまり、フェイントを先読みして引っかからなかったのではなく、
大毅は内藤のパンチを読む手法すら身に着けていなかったということ。
内藤は一言「・・・あ、なるほど」会見場は笑いに包まれた。
大毅はフェイントも必要なかったレベルだったのか。
ただ、宮田会長は「フェイントは内藤のスタイルだから大目に見てください」とフォローした。
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