07/07/10 09:39:55 BkydAlkg0
>>16
スポーツをまるで共産主義国家のように国威発揚の手段としてしか考えない全体主義の国では、強いステートアマが
それこそサイボーグのように養成されるが、決してその国のスポーツ文化の広がりや熟成には繋(つな)がらないのだ。
なぜなら、まるでGDP総額を幾(いく)らにするという経済目標のように、W杯の成績や金メダルの数、国際大会での
順位が、そういう体制で捉えられているからだ。
それぞれの国のスポーツ文化とは、簡単に言えば、それぞれの国のスポーツの広がりであり、スポーツの持つ空気の
充満度であり、その国の体制下で呼吸をする人々の空気の中に、どれだけ「スポーツの空気」の濃度があるのかという
ことでもある。
アジア杯1次リーグ、こん身のプレーでUAEに一泡吹かせたベトナムは、スタジアムを満員にしたサポーターと共に
十分そんな空気を呼吸していたはずだ。
話題はそれるが、7月4日にグアテマラで開催された国際オリンピック委員会(IOC)総会で、2014年冬季五輪の開催
地がロシアのソチ決まった。第1回の投票でトップだった韓国の平昌市は、2度目の投票で4票差で落選した。
結果の是非には言及しないが、驚いたことに平昌市のサイトを見ると、バナーだけでなくサイトの表紙を飾る地図にも
日本列島は大きく表示された朝鮮半島のに隠され、影も形もなく完全に削除されているのだ。異様に大きい朝鮮半島
の姿も不思議だが、デザイン上の理由で意識せず日本列島を削除しているなら、かえって無意識下にも「日本を削除
したい」という民族の悲願が現れているようで、こんな不気味なことはない。
そういった状況では、やはりスポーツの空気の濃度は薄いのではないだろうか。そう考えると韓国サッカーの沈滞の
原因が何となく見えてくるような気がする。今回のアジア杯で韓国がこの半世紀続いた歴史を繰り返すようであれば
その原因がどこにあるかを真剣に考えた方がいい。W杯4位という栄光に逃げ込むのではなく、歴史と真剣に向き合
わなければ韓国サッカーの発展は難しいのではないだろうか。
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