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サッカー界が大揺れだ。Ｊ１磐田のＭＦ・菊地直哉（２２）が１３日、静岡・浜松中央署に
県青少年環境整備条例違反（淫行（いんこう））容疑で逮捕された。
逮捕現場は同日朝７時５５分の自宅前という衝撃的な事実も明らかになった。
Ｊリーガーの淫行については過去にもあるが、日本代表クラスの選手では初めての
不祥事だ。
「所属チームの監督の起用法でストレスをためていたんです」という関係者の
証言もあるが、１５歳から菊地容疑者を知っている日本協会・田嶋専務理事は
「そんなことは理由にならない」とバッサリ。Ｊリーグ・鬼武チェアマンも「残念。
何してるんじゃい！ という気持ち」と怒りを込めた。
しかし早くも菊地復帰のウルトラＣがあるというから驚きだ。
Ｕ－１７代表、アテネ五輪では日本代表だったという経歴がモノをいう。
清水商からＪリーグ入りする前にオランダの強豪フェイエノールトに入団寸前まで
いった逸材だけに、磐田が解雇通告した時点で移籍金なしの海外移籍の道が
開けてしまうのだ。
ちなみに日本協会では永久追放という処分もある。しかし菊地容疑者はまだ２２歳。
過去の事例通りに解雇、そしてＪリーグはクラブ側に制裁金を科すだけの処分では、
今回の不祥事は終わらない苦しい事情がある。日本サッカー界は頭を抱える
ばかりである。
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