07/07/23 22:20:47 eQdnN2xA0
あるブログより・・・
■ もう一度、代表に夢を見てもいいのだろうか?
結果は、PK戦での勝利だったが、わずか一年前に、カイザースラウテルンで完敗したチームを相手に、試合中は、ポゼッション率でも、シュート数でも圧倒した。
これは、まぎれもない事実である。
この大会の日本は、中村俊輔・遠藤保仁・中村憲剛という稀代のプレーメーカー3人を要し、ポゼッション率は、すべての試合で60%を超える。
これは、驚異的な数字である。
ほんの数ヶ月前は、誰しもが、現代サッカーにおいては、彼ら3人を共存させることなど不可能なことだと思っていたし、それが「カミカゼアタックの是非」という議論も生んだりもしたが、いまや、彼ら3人の同時起用は当たり前になっている。
オシム監督は、マジシャンではないが、マジシャンのようなことを、誰にも気づかれないように、あっという間に成し遂げることが出来る。
ボク達は、ドイツの地で、「夢を見ることの愚かさ」と「夢を見ることのむなしさ」を知ってしまった。
右肩上がりの時代は終わって、これからは、しっかりと現実を受け止めて、厳しい現実と見つめ合いながら、戦っていかなければならないと思っていた。
だが、もしかしたら、オシム監督なら、オシム監督が率いる代表チームならば、いつか見た夢の続きを見させてくれるかもしれない。そんなことを感じたオーストラリア戦であった。