06/11/29 16:33:00 d38aO8Vm
スターなき日本代表。
ぼくはソファーに横になってテレビを見ているうちに、途中で眠ってしまったのである。最近の日本代表戦では、そういうことが実に多くなった。
かつてはそういうことはなかった。ぼくの奥さんなどは、日本代表戦のある日は肉料理を食べると勝つというので、夕食に必ず肉料理をつくるほど気合を入れていたのである。むろん、そういうこともしなくなってしまった。
一言でいうと、見ていて面白くないのである。
それはぼくだけではないようで、テレビの視聴率も落ちてきている。8月16日のアジアカップ予選初戦のイエメン戦こそ19.1パーセントあったが、
以後は落ちるばかりで、10月11日のインド戦は12.3パーセントだった。その理由は、協会の川渕キャプテンの言葉に尽きるだろう。
「一般のファンが知らない選手もいて、やむをえない」
ようするに、現在の代表にはスターがいないのである。
スターというのは、決定的なところで決定的なことをするとわれわれに期待させる選手だ。だから、われわれはいつどんなことをするか分からない彼らの動きをわくわくしながら見守るのである。
トルシエ監督のときもそうだったが、とくにジーコ監督のときの代表選手は、多かれ少なかれ、みんなスター選手だった。すくなくとも、前述のインド戦後に川渕キャプテンは巻をつぎのように評したが、
「ボールは止められないし、シュートは入れない。下手なんじゃないか」
そういう選手はいなかった。
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