07/11/20 00:21:26 szLelZfr0
今回はこの投手をピンで見に行ったわけですが、高校時代から観戦縁はあった投手で、大学時代には2年生から毎年見てきました。
それでは、最終寸評は以下の通り。
振りかぶって、膝を内に引き上げて、軸足に絡めるようにして、上体が3塁方向に傾いて、軸足のクッションを利用して、3塁方向を軽く蹴るように左足を伸ばして、ややインステップして、スリークウォーターより力み無く投げ込んでくる。
先発では初めて見れましたが、7割くらいの力で淡々と投げてくるタイプなんですね。
途中からインステップをしなくなったのですが、インステップしないとフィニッシュで膝が割れがちとなってしまいます。
で、観戦日は指に出来たマメを気にしていたようです。
欠点としては、あまり変わっていないのですが、軸足に絡める無駄な動作から、インステップする際にはこれによって誤魔化しているのですが、着地が早いのは変わらず。
インステップしない際には、当然腰の開くタイミングも早くなるようです。
また、肘がやや背中側に入りすぎているのも、上も開く原因です。
左腕の使い方も硬いですね。
フィニッシュでは、グラブを抱え込めずに、よろけがちとなっていました・・・・
クイックは出来るようですし、フィールディングはまずまずでした。
球種的には、MAX140㌔くらいのストレート(殆ど130㌔台前半から中盤)と、縦スラと横スラと、偶にカーブ(このボール有効なんですが、ほとんど投げないのは?)を投げていたのは確認。
で、右打者には横スラの割合が多く(これは中々の代物なのですが、開くので曲がるタイミングがやや早い)、左打者には攻め手が不足しており、横スラが懐に決まると討ち取れるのですが、決まらないと粘られてかなりミートされていました。
どのボールもまずまずなのですが、簡単に三振を奪えなくて、粘られると根負けして四球を結構連発していました。
よって、コントロールは纏まってはいるのですが、甘いボールも多くあり、出し入れ等出来るレベルには無いようです。