07/11/13 19:07:22 Lkiwgawf0
フクオカ ソフトバンク ホークスの CJニコースキーテス ユーノー
(以下門奈通訳の訳)
「生ける伝説だった」これ以外の言葉は要らないだろう。
イナオ・カズヒサ氏が惜しまれつつこの世を去った。
我々アメリカ人に彼の友人が彼を紹介するときの逸話が特に印象的だった。
「彼は42勝したんだ」 「たったそれだけ?」と返すと
「1年で!」 と言われれば我々は絶句する以外に術がない。
簡単にデッドボールを出してしまったり、そうすると決まって彼に
ラジオで雨あられと苦言を呈されたのが私だ。
耳が痛いが、基本をとにかく説く。彼の解説はつねにオーソドックスだ。
温厚だったそうだが、やはり現場では鬼だったということは本人が公言している。
「命まで取られるわけじゃないんだから(簡単に四球なんか出さないで)勝負しろ。
むしろ俺がお前を生かしてはおかないぞ」という言葉もコーチ時代には聞かれたそうだ。
映像、記録や逸話を紐解くにつれて、彼がただの伝説ではなかった、
近代的なピッチングの祖の一人だった、ということがわかって本当に興味深い。
そして、本当に惜しい人を亡くしたのだ、と考えさせられた。
レスト・イン・ピース(安らかに、ご冥福を)。
本当は別のテーマで始める予定であったのだが、今日はまず
イナオ氏へのメッセージから始めさせて頂いた。