07/10/19 10:35:52 K65Iqjun0
◎闇に葬られたボーグルソン帰国騒動(スポニチ)
4/27の日中、各コーチの携帯電話が次々となり「昨日のことはなくなりました」。球団フロントからの連絡。
コーチ会議の決定事項が一夜で覆されたのだった。
変更されたのはボーグルソンの登録抹消。当日は広島移動日で、
何事もなかったように助っ人は右腕は広島のホテルに現れた。
翌28日の広島戦、猛虎を最下位まで突き落とすゴールデンウィーク9連敗が幕を開ける。
闇に葬られた騒動があった。広島移動の前夜、26日は甲子園ヤクルト戦。
ボーグルソンは前回登板の6失点koにつづき、この日も5回被安打8と不安定。白星こそ挙げたが、
試合後のコーチ会議で2軍再調整が決定。投手コーチが本人に告げた所、助っ人がクラブハウス内で抗議行動。
大暴れ。「すごい物音だった」とある選手。
怒声には帰国宣言も含まれ「ロッカーの荷物をまとめようとしていた」という目撃証言もある。
翌日出るべき登録抹消の公示にボーグルソンの名前はなかった。
今季阪神の2人の新外国人投手を獲得した。目的は井川の穴埋め。
もう1人は推定2億4000万円という球団新外国人史上最高の待遇で入団したジャンだ。
メジャー33勝51セーブの実績に編成担当は「こんな投手はもう獲れない」とすら言った。
中4日登板を軽々とこなすスタミナは確かに先発不足のチームにとってはありがたかった。しかし…。
日本流のボークのルールに戸惑い、けん制のサインすら理解できない適応能力の低さはついに大問題を引き起こした。
8/21のヤクルト戦でプロ野球新記録となるシーズン12個目のボークを犯すと
直後に故意としか受け取れない頭部死球を与えた。これにはチームの即2軍落ちを決定。
再び1軍に戻ることなくCSの前に日本を離れた。
9/19の巨人戦では今度はボーグルソンが頭部死球で退場となった。しかも相手は投手の内海。
この日から8連敗が始まり、一度優勝にもっとも近い位置にいた阪神が真っ先に3強レースから脱落した。
2人のポスト井川の振り回された虎の07年だった。