07/09/19 08:11:25 FYzNKJv90
長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督(71)=報知新聞社客員=の妻、亜希子(あきこ)さんが
18日午前4時33分、心不全のため都内の病院で死去した。64歳。
17日夜に長男の一茂氏(41)=巨人球団代表特別補佐=らと食事をし、帰宅途中に
体調が悪くなり、病院に運び込まれた。ミスターは最期をみとれなかったという。
一茂氏は「ずっと連れ添った人ですから…」と父の心境を思いやった。
ミスターの野球人生を支え続けた亜希子さんが天国へと旅立った。
都内で会見した一茂氏は「現実を受け入れられない状態」と憔悴(しょうすい)しきった
様子で声を震わせた。
亜希子さんは17日夜、都内のホテルで一茂氏の家族と一緒に食事を楽しんだ。
その後、一茂氏の家に寄ってお茶を飲み、自宅に戻る途中で体調が急変した。
車で母を送った一茂氏は「呼吸が苦しそうだった。病院が近かったので、そのまま
車で行ったが、着いた時にはもう(状態が)悪かったと思う」と説明した。
18日午前4時33分、一茂氏ら子供たちに見守られながら静かに息を引き取った。
心不全だった。長嶋氏は17日夜、病院に駆けつけたが、深夜になり一度帰宅。
最期をみとることはできなかった。
「意識がなかったから、父は必死で名前を呼びかけていた。体調を考慮して、
一回帰ってもらった。何かあったら連絡するという形でしたが…」ミスターはこの日、
都内の自宅に安置された妻の遺体に、終日寄り添った。
一茂氏は「ずっと連れ添った人ですから」と予期せぬ別れに落胆する父の心境を代弁した。
亜希子さんはここ数年体調が悪く、循環器系などに持病を抱えていたという。
英語やフランス語などに堪能な亜希子さんは、1964年の東京五輪でコンパニオンを
務め、報知新聞の五輪特別リポーターだった長嶋氏と対面。一目ぼれした長嶋氏の
猛アタックで65年1月26日に結婚し、一茂氏ら2男2女をもうけた。
URLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)