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選手会がNPBと球団を提訴へ-FA期間など短縮求める
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日本プロ野球選手会(宮本慎也会長=ヤクルト)が20日、都内で臨時大会を開き、
FA(フリーエージェント)権取得期間の短縮など保留制度の改善を求めて、
日本プロ野球組織(NPB)と球団を提訴することを全会一致で決議した。
今後はNPB側との交渉を続けながら、年内の提訴へむけて訴訟準備に入ることになった。
この日の大会には、選手47人が出席し、委任状も639人が集まった。
NPBが進めるドラフトやFAなどの改革が進んでいないことについて議論し、
選手会が求める保留制度の改善のためには法的手段に訴えるしかないとして、
全会一致で提訴に踏み切ることを決議した。
選手会は04年9月のストライキ後、NPBと構造改革協議を行うことで合意。
だがその後の協議で、選手会の要望が達成されたのはドラフト希望入団枠廃止だけだと主張した。
今後、FA取得期間の6年程度への短縮と、FA移籍に伴う補償金(金銭だけの場合は旧年俸の120%相当額、
人的補償を含む場合は80%)の撤廃を求めて、年内にも提訴する。
宮本会長は「大きな決議だったと思う。(NPBとの)構造改革協議を始めて2年半が過ぎたが、
12球団の利害関係が強すぎて、何も進んでいない。大きい勝負に出るときだと思う。
ボクらの要望はむちゃなものではない」と力説した。選手会は02年にゲームやカードにおける
肖像の商業的利用権(パブリシティ権)をめぐり球団側を訴え、現在は知財高裁で控訴審を争っている。