07/06/04 13:26:58 /4APQsE30
天気図風に言えば「パ高セ低」だ。プロ野球交流戦の戦績は5月30日現在、
25勝12敗1分けと、パ・リーグがセ・リーグを圧倒している。
順位は1位・北海道日本ハム、2位・千葉ロッテ、東北楽天、4位・オリックスで
セ・リーグ勢では巨人の5位がトップ。
交流戦は今季で3年目だが1年目、105勝104敗7分け、2年目、108勝107敗1分けと
2年続けてパが勝ち越している。星の上では接戦に見えるかもしれないが、
パが弱小・楽天を擁していたことを踏まえれば、実態はパの圧勝だったと
言っていい。楽天がそこそこの戦力を有するチームに育った3年目の今季は、
さらに差がついてしまった。
パの優位を裏付けるのはインターリーグの戦績だけではない。日本シリーズも
4年連続でパの覇者がシリーズを制している。とりわけこの2年間は千葉ロッテ
4勝0敗(対阪神)、北海道日本ハム4勝1敗(対中日)とセの覇者を完膚なきまでに
叩きのめしている。
「パ高セ低」の一番の理由-それは球場のサイズに求められる。セの本拠地が
広島市民球場、神宮球場、横浜スタジアムなど“箱庭サイズ”の球場が多いのに
対し、パの球場はどこもメジャーリーグサイズに近い。広そうに見える東京ドームも
気圧の関係でボールはピンポン球のように飛んでいく。
翻って広規格のパの球場では俊足、強肩の持ち主でなければスタメンに名を
連ねることは難しい。詰まるところ環境が選手を育て、それが「パ高セ低」の
現象を生んだのである。セが“箱庭野球”を続ける限り、リーグ間格差は
広がりこそすれ縮まることはないだろう。(スポーツジャーナリスト・二宮清純)
ソースは
URLリンク(www.sankei.co.jp)
この人わざとか、と思った。