07/05/17 00:03:35 T0l/X3gZ0
浅尾拓也が語った。
プロ野球を始めて見たのは小学一年の時です。
父に連れられてナゴヤ球場に行きました。
試合の内容は忘れたのですが、
とにかく球場全体に凄い熱気があったことを覚えています。
試合前に父が球団に知合いがいるということで、
ドラゴンズ関係者のサイン色紙をもらいました。
面白かったのは中学三年の夏休みのときかな。
中学最後の試合が終わって、
ツレと自転車でナゴヤ球場に行こうということになって。
ファームの試合を見て帰る途中に警察に見つかって(笑)。
二学期が始まったら担任の先生にしっかりしぼられました。
あの頃は練習して家に帰って、ドラゴンズ中継ばかり見ていました。
高校からは野球漬けの日々でした。
どうしてもプロ野球選手になりたかったのです。
はっきり言って野球では無名校でしたが私は必死に野球に打ち込みました。
高校最後の県予選で負けて泣いた時も、
大学進学時に有力校から誘いがなくがっかりした時も、
愛知大学リーグ一部入りを目指して猛練習した時も、
初めての彼女のふられて落ち込んだ時も、
ドラフト直前に「大人の事情」に振り回され悩んだ時も、
決してくじけることなく、前向きに野球に取り組んできました。
プロになりたくて、小さいときに貰ったサイン色紙の言葉を胸に刻みながら。
「『夢』 星野仙一」