07/05/21 23:11:02 qyyE0vVt0
V2を達成した00年12月の契約更改で高塚社長は「君の関連グッズの売り上げが少ない」と不満を指摘。
複数の主力が契約しているインセンティブ(出来高)も小久保にはなかった。今年は3月のオープン戦で右
ひざを負傷したが、治療にかかった経費約2000万円はすべて自腹。一部球団幹部の「不要論」も耳に入
り始め、リハビリ先の米国から6月に一時帰国した際には自由契約を申し入れた。帰国後の9月に王監督
も強い口調で説得にあたったが、翻意させるには至らなかった。
「選手会長(昨年までの3年間)をやっていれば聞かなくていい話も聞こえてくる。よければホメられるし、
悪ければ年俸にはね返る。そんな純粋なところでやりたかった」。もちろん、決断が容易でなかったことは
想像に難くない。「もう一度ユニホームを着てあそこ(福岡ドーム)に立ちたかった」。断ち切れない愛着心
をにじませながらも、蓄積した不信感は限界点を超えていた。
信じ難いことに、今年の優勝、日本一を「小久保がいないから勝てた」と公言する社長派の球団幹部がいた。
大勢になびかず、正論を語り、かつ人望のある小久保は、彼らにとって煙たい存在になっていた。
そこが発端である。今回のトレードは先に「放出」ありき。巨人に頭を下げたからこその無償だが、
ここまでのあしき前例を作った罪は重い。小久保は頼れる4番であり、チームの精神的な支柱でもあった。
松中、斉藤、川崎ら心酔している選手も数多い。ここ5年でリーグ優勝3度、2度の日本一。黄金時代に
近づきつつあるなか、その核になるリーダーの放出劇が理解できるはずもない。選手会長の松中は
「この先、自分も同じような目に遭うんでしょう」と完全に不信感を募らせている。
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