07/06/18 14:11:19 HTdef1Az0
前々スレから拾ってきてやったぞ
105 名前:代打名無し@実況は実況板で[sage] 投稿日:2006/08/12(土) 00:59:02 ID:5ihd9+qj0
成瀬善久
入団前の2つの縁
世の中、不思議な縁というものが存在する。成瀬にとっての、それも摩
訶不思議なものだった。
中学2年の夏。初めてのプロ野球観戦。訪れた先は、千葉マリンスタジ
アムである。陣取ったのはライトスタンド。相手先発は西武の松坂だ。
この時点でこの場に2つの縁が、後でつながることを、初めての野球観
戦に心躍らされている少年は気がついてはいなかった。一つは横浜高
校に進学し、松坂の後輩になるということ。そしてもう一つは千葉ロッテ
マリーンズに入団し、06年にはプロ初勝利を挙げるなどの活躍をすること。
今から思えば、千葉ロッテマリーンズ入団への「サイン」は存在した。
当時、在籍していた外国人野手・ボーリックが放った打球は大きな
弧を描き、観戦している成瀬のすぐ横に飛んできた。隣の席でボールが
飛び跳ねた。今でも忘れられない感動の1球である。ひょっとしたら、その
ホームランボールには若き左腕への「マリーンズで待っているぜ」との
メッセージが込められていたのかもしれない。
「子供のときですからホームランボールがボクの隣の席に落ちたことが
とても印象的でした。あの試合のことは鮮明に覚えていますよ。今、思う
と不思議な縁ですね。縁ってあるのですね」
オーロラビジョンに映ろうと必死に手を振った。憧れのプロ野球選手の
一挙一動を追いかけた。おそらく一生忘れることのない最高の思い出。
それが今はそのグラウンドの真ん中に自分が立っている。見る立場から
見られる立場へ。現実社会で起こった不思議な縁である