07/02/21 06:07:49 7t9Nreo80
[日南こぼれ球]新井、注目の今季初安打
お騒がせな初ヒットだった。
紅白戦の六回、紅組4番の新井貴浩内野手が右越え二塁打した。
これは紅白戦4試合目、9打席目にして飛び出した今季初安打。
「打てないよりは打てた方がいいですからね」と平然を装ったが、内心は少し違う。
今年の新井は地道に黙々とバットを振り込んでいる。
派手さのない地味な練習が多いため、「今年、僕が(新聞の)一面になったことはないでしょ」。
露出の少なさも手伝って初安打が注目されることに、ただただ苦笑いだった。
こんな新井の一打を最も楽しんだのがブラウン監督。
初安打のボールを手元に取り寄せ、ボールペンを走らせた。
「初安打は右越え二塁打」と書き、証明する意味のサインもした。
これを試合中に新井に渡し、見つめ合った二人は大爆笑。
カープは本当に変わった。
(木村雅俊)
全力疾走 三塁打 尾形
○…白組8番・センターで出場した尾形佳紀内野手が全力疾走の三塁打を放った。
過去4度手術した右ひざに首脳陣の指示でサポーターをして打席へ。
青木高広投手の直球を左中間に打ち返し、一気に三塁まで走った。
「走る怖さもあったし、三塁コーチの高(信二)さんにも止められたけど、僕の判断で行った」と滑り込んだ。
再発の可能性も残る中でのプレーに、「みんなと野球をやれているのが楽しい」。
弾んだ口調で充実した顔つきだった。