07/01/16 17:10:35 MH8K94v+
4万人以上の人びとが、記者と同じように生でその試合を見て、
それぞれが、それぞれの感想をもち帰路につく
全国のテレビをつけていた家庭の実に20%もの人々が見ていた試合
あらためて記者がリポートする意味とは何だろう
この試合はそもそも若き王者が伝説の格闘家に挑み、
勝利し、世代交代を実現するストーリーとして成立していない
衰えたかつての英雄が、時代に取り残された無惨な姿を晒す、
そういう趣味の悪い冗談だ。
一方的に殴られ続ける桜庭
試合を止められないレフリー
試合後も延々と続く桜庭の抗議
格闘技の潔さをリスペクトし、格闘家の潔さをリスペクトしてきたものにとって、
この日ほど後味の悪い『年に一度のお祭り』は、無かっただろう
まさに趣味の悪い冗談だ
そんな潔さの欠片も無い無惨な年末が明け、新しい年となって記者が目にしたのは、
さらに無責任な憶測と誹謗中傷、潔さのかけらもない醜悪なネットの世界だった
記者はおそらく、多少の疑惑はあろうと、潔く敗戦を認め次へ向かう姿を、
桜庭にも、ファンにも求めたのだろう
格闘技をリスペクトするものとして、その醜悪さに耐えられなかったのだろう
ただ、本当の意味で格闘技界から排除すべき醜悪なる精神とは何であったのか?
記者のリポートを限りなく好意的に受け取ったとしても疑念が残る