06/12/10 19:48:09.25 dQ9rxKx00
もっと俺に力があれば・・・。今ほど己の非力を憎んだ事はない。
畜生、日頃の行いの悪さをこんな所で知らされる羽目になるとはな。
いや別にこれといって神から罰を受けるような事はしていない。
むしろオヤシロ様の祟りとやらを受けるのは鷹野たちの筈だ。世の中ってのは不条理なもんだね。
それこそハルヒじゃないが、この世界をぶっ潰してでも新世界とやらを築き上げたい気分だぜ。
これはヤバイぞ。本能がそう告げている。今にでも逃げ出してやりたいが、朝比奈さんを見捨てる訳にはいかん・・・。
だが残念な事にな・・・この俺にも、もう逃げるだけの力は・・・。
誰かがこちらに走って来る。ぼやけた視界じゃ誰なのか確認出来ない。
その誰かさんの声がする・・・。聞き慣れた声だな。こんな暑い中でも嫌味なくらい爽やかボイスだ。
お前何でここに・・・?
「貴方を守るためにやって来ました。もう大丈夫です。」
ちょっと遅かったな・・・こ、いず・・・。
「給料はいくらですか?」
「 ふ ん も っ ふ ! 」
て事でキョーーーーーーーン!!!