07/01/18 01:07:56 3mZtFbya0
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上記にあるように、日本の村主はジャンプで大きな失敗を犯さなかったにも関わらず、点数は伸び悩んだ。
この原因はスピンとステップにある。上位3人(荒川、コーエン、スルツカヤ)の3人はビールマンスピンが出来た。
スパイラルステップシークエンスでも、例えば荒川は途中で支えている手を離す(これがレベル4)という工夫を行い、
少しずつであるが点数を伸ばしていった。荒川はオリンピックシーズンの前に「いかにしてレベル4を取るか」
という点を大変考慮しており、実際さまざまな工夫を試みて、最終的にレベル4の評価を得ることに成功した。
コーエン、スルツカヤもジャンプで転倒はするも、スピン,スパイラルでは多くの工夫を取り入れ高い点を獲得し、
最終的に村主より高い評価を得た。一方村主はミスが少なく流れの良い演技で好評を得たが、
各要素のレベルが獲得できず得点が伸びなかった。そのような意味でトリノオリンピックは現在の採点システムの
客観的評価に対応できた選手と、細かいところまで対応しきれなかった選手との明暗がわかれた大会であった。