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テリスロマイシン投与後に生じた重症肝障害で3例中1人死亡、投与は慎重に
テリスロマイシンは、ケトライド系抗生物質で、副鼻腔炎、気管支炎、市中肺炎などの急性細菌感染
に適用されている。マクロライド系抗生剤のエリスロマイシンから半化学合成された薬剤で、多くの
マクロライド耐性菌に有効と報告されている。このほど米国で、テリスロマイシン投与後に肝障害を
起こした3症例についての詳細が報告された。肝機能に異常はなく健康だった3人は、テリスロマイシン
以外の処方薬を使用していなかったため、この薬剤の肝毒性が強く疑われた。
米Carolinas Medical CenterのKimberly D. Clay氏らの報告で、詳細はAnnals of Internal Medicine誌
2006年3月21日号に掲載された。
URLリンク(medwave.nikkeibp.co.jp)