06/06/11 09:23:28
巨人5連敗 ベンチでケンカ
イライラ爆発 西岡コーチと亀井が…
◆ロッテ3-2巨人
ロッテにサヨナラ負けを食らい、原巨人が骨身にもしみる悪夢の5連敗。
試合直後の三塁側ベンチ。今の泥沼状態を象徴するような“修羅場”と化していた。
西岡外野守備走塁コーチが、右翼の亀井を強烈にしかりつけ、2人の間に仁志や小坂らが割って入る
“あわや”のシーンが見られたのだ。
問題となった場面は9回裏2死一塁。ロッテのワトソンが右越えのサヨナラ二塁打を放ったのだが、
西岡コーチが問題視したのはその時の亀井の守備。関係者によれば、最後までしっかりと追いかけて
いないと叱責(しっせき)したといい、亀井は目を真っ赤にしながら帰りのバスへと引き揚げていった。
もっとも、亀井だけが責められない。そもそもの敗因は打線にあった。腰痛の阿部が2試合連続で欠場。
すっかり貧弱になった打線は、力投の工藤を2点しか援護できないでいた。
「序盤に何点か取れてれば」の質問に、原監督が「れば? ればね。いいね」と苦笑いすれば、
近藤ヘッドコーチも「チャンスをつくっても打てる人がいない」と嘆くしかなかった。
打開策がまるで見つからないほど、今の巨人は深刻な状態だ。 (中日スポーツ)