06/08/14 13:10:33 sYd6QJBE
福工大城東VS帝京 試合展望
☆☆☆【投打において福工大城東優位】☆☆
お互い総合力の高いチーム同士の戦いだが、投打において福工大城東優位とみる。
城東梅野はサイドから140キロの速球を投げ込む今大会屈指の好投手。制球もよく
大崩の心配がない。実際梅野は予選からここまで防御率が0.16、甲子園では
今大会2校目の完封勝ちを収めた(帝京投手陣は貧打の如水館に2失点)。帝京攻撃陣は
持ち味の機動力を絡めて梅野の焦りをさそうなど何とか工夫しないと得点をすることは
不可能だろう。
一方福工大城東打線は予選のチーム打率.353と高打率をほこる。甲子園でも、屈指の右腕
小石投手から効率よく4得点を上げた。つまり城東打線は予選から高校屈指の好投手相手に
打ち込んでの勝利、実質4割打線といっても過言ではない。
それに対し帝京打線は数字上4割と謳われているが、対戦チームがすべて弱投。好投手との
対戦がこの夏1度もない。甲子園初戦では49代表の中で投手力がかなり見劣りする如水館相手に
7回まで2得点しか上げることができなかった。
このように両チームの予選・本戦での打線を細かく比較分析すると、攻撃力も城東のほうが
かなり上と見る。
以上、帝京としては非常に辛い厳しい戦いが予想されるが、帝京としてはまず完封負けだけは
避けたいという意識ををもって戦ってほしい。完封負けを喫すると今まで弱投相手とはいえ東京で
重ねてきた4割打線がフロックであったこと以外に東京全体の野球レベルの低さまでが全国に
知れ渡るという不都合が生じる。よって帝京としては勝敗関係なしに梅野からどんな形でもいいから
1得点上げたい。城東に惨敗しても1得点を持ち帰れば1200万の東京都民は帝京選手らを温かく
迎えてくれるはずだ。
(補足)
一つ気をつけたいのが帝京前田監督の非人道的采配。相手チームにかなわないと見るや、
帝京投手陣が偶然を理由に荒れ球を駆使して福工大城東の戦力を削りにかかる事も
予測される。特に帝京打線が無失点に抑え込まれているときの梅野投手は、打席に入った時
が要注意。
もし相手がそのような態度を示した時は勇気を持って審判に訴える事も大事である。