06/12/27 12:14:09 lX2A+4IU0●
水銀燈「…やっぱりそうなの 私のこと、ずっとそう思っていたんでしょう
自分より劣るかわいそうなドールだと 」
真紅「それは…」
水銀燈「優しい言葉をかけたことも手をかけてくれたことも
私を哀れんでいただけ 上から見下ろして満足していたんでしょう」
真紅「違う…」
水銀燈「自分が上だと…自分はお父様に愛されていると そう思って私を笑っていただけなんでしょう」
真紅「それは違うわ… 違う… 私は…」
水銀燈「うるさい! …嫌な女。少しばかり恵まれてうまれただけなのに
たまたま上手く作られただけなのに…
私の存在なんて、あなたにとっては自分の価値を高めるだけだった 」
真紅「違うわ! 私はせめて、サラのもとで幸せに暮らせるようにと思って…」
水銀燈「それが私を馬鹿にしているといっているのよ! 私をローゼンメイデンと認めてくれてなかった!」
真紅「…だってあなたは! 」
水銀燈「あなたみたいなドール、アリスになれるわけがない! 」
【嫌な女…の由来】
ローゼンメイデンオーベルテューレの作中で行われたセリフのやり取り。
究極の少女”アリス”を目指し、互いを思い助け合う真紅と水銀燈の関係は
あまりにかけ離れた境遇のために、憎しみ合う悲劇へと発展してしまうのだが
どう見ても昼メロドラマです。