06/12/30 22:28:57 FoPuy1230
多目「…やっぱりそうなんだ 僕のこと、ずっとそう思っていたんでしょう
自分より劣るかわいそうな奴だと 」
のび「それは…」
多目「一緒に勉強してくれたこともいじめっ子からかばってくれたことも
僕を哀れんでいただけ 上から見下ろして満足していたんでしょう」
のび「違う…」
多目「自分が上だと…自分は5回に1回0点そう思って僕を笑っていただけなんでしょう」
のび「それは違うよ… 違う… 僕は…」
多目「うるさい! …嫌な眼鏡。少しばかり恵まれてうまれただけなのに
たまたま速く走れただけなのに…
僕の存在なんて、君にとっては自分の価値を高めるだけだった 」
のび「違う! 僕はただ、一緒に廊下に立ちたいと思って…」
多目「それが僕を馬鹿にしているといってんだ! 僕を対等と認めてくれてなかった!」
のび「…だって君は! 」
多目「君のこと忘れない! 」