06/12/27 14:25:19 6ExXUgEP0
鍋物「…やっぱりそうなの 私のこと、ずっとそう思っていたんでしょう
味付けが劣るかわいそうな食べ物だと 」
大関「それは…」
鍋物「塩、味噌、醤油をかけたことも 手をかけてくれたことも
私を哀れんでいただけ 上から見下ろして満足していたんでしょう」
大関「違う…」
鍋物「自分が上だと…自分は大関と そう思って私を笑っていただけなんでしょう」
大関「それは違うわ… 違う… 私は…」
鍋物「うるさい! …嫌な力士。少しばかり勝ち星に恵まれただけなのに
たまたま上手く昇進しただけなのに…
私の存在なんて、あなたにとっては自分の価値を高めるだけだった 」
大関「違うわ! 私はせめて、味付けがよくなるようにと思って…」
鍋物「それが私を馬鹿にしているといっているのよ! 私を料理と認めてくれてなかった!」
大関「…だってあなたは! 」
鍋物「あなたみたいな力士、横綱になれるわけがない! 」
大関 「ちゃんこのくせに・・・」
鍋物 「・・・なんですって?」
大関 「作りかけの・・・ ちゃんこのくせに」
鍋物 「!」
大関 「ちゃんこ!!」