06/11/22 22:59:20 eTfQZrwH0
他の大根は、ミイラのように皮や根っこをかつら剥きにし、
米を研いだの後の研ぎ汁と鍋で煮ながら、ウオッ!ウオッ!と唸りながら大根の臭みを取りまくる。
そろそろ限界だ。
俺はザルからアラと大根を引き出し、大鍋の煮汁の中に、思いっきり煮付けする。
どうだ!気持良いか!俺も良いぜ!と叫びながら落し蓋をして煮続ける。
本当にブリ大根を作ってる気分で、ムチャクチャ気持ち良い。
お買い得品のアラは、俺の煮汁でベトベトに照りが出される。
ブリ大根野郎、貴様はもう俺のもんだぜ!
俺の家族に食わせたあと、他の副菜とまとめて、タッパーに入れ冷蔵庫にしまい込む。
また明日、食べきって残りの煮汁を煮凝りにするまで、オカズに使う。
冷蔵庫にはそんなタッパーがいくつも仕舞ってあるんだぜ。